クルマのエアコンは夏にトラブルが多いです。炎天下にクルマを運転するときにクーラーが冷えないとかなりきついですよね。今回は冷たい風は出てくるけど風が弱い、風量が少ないというトラブルです。
クルマはホンダアクティトラック、H21年式 HA9です。
まずはブロアモーターからチェック、元気に回っていました。次にエアコンユニットをチェック、エバポレーターを覗いてみると・・ホコリで目詰まりしています。
これでは風が通りません。出てきていた風も清潔とは程遠いですね。ということで、ユニットごとはずしてきれいに洗浄します。
まずはインパネをはずします。メーター、エアバック、ハンドル、ラジオ等をはずし、インパネ本体をはずします。
インパネをはずしたら、クーラーガス、クーラント(エンジン冷却水)をぬき、ラジエータ、クーラーコンデンサをはずし、エアコンユニットに入っているガス、クーラントの配管をはずします。
これでいよいよエアコンユニットがはずせます。ここまでにするのが大変です(汗)
エバポレーターを取り出します。タバコのヤニでホコリがべったり(苦)
これをきれいに洗浄します。フィンがつぶれないようにやさしくしっかり洗います。ユニットのボディもきれいになりました。
ユニットを組んで車体にもどします。
はずしたパーツを取付けて、クーラーガス、クーラントを補充して完成です。写真でもお分かりいただけるとおもいますが見違えるほどきれいになりました。
エンジンをかけて最終チェック、クーラーの風も勢いよくでてきます。温度計で確認します。
停車時でこれだけ冷えていればOK。
エアコントラブルもお気軽にご相談ください。では。